おじさんって魚はさばき方はどうすればいい?正しい方法をご紹介

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おじさんって魚、おじさんだけあって脂もぎっしりのっているから「加齢臭すごそう!」と思いきや、上品な旨味が広がるお味!「皮」にはほのかに甘みがあり、「身」には旨味があってめちゃくちゃ美味しいんです!けれど、さばき方ってどうすればいいのでしょう?この記事では、おじさんのさばき方についてご紹介します。

まず知っておきたい!おじさんの魚の体の構造と特徴

おじさんの魚を上手にさばくためには、まず体の構造や身の付き方を理解しておくことが大切です。見た目は少しゴツく感じるかもしれませんが、実際には家庭でも扱いやすい構造をしており、基本を押さえれば初心者でも十分さばくことができます。特にヒメジ科特有の骨格や身質を知っておくことで、包丁の入れ方や力加減が分かりやすくなり、失敗しにくくなります。

ヒメジ科特有の骨の位置と身の付き方

おじさんはヒメジ科に属する魚で、体は細長く、背骨がほぼ一直線に通っているのが特徴です。中骨は比較的太めですが、枝骨(小骨)は多くなく、骨の位置も分かりやすいため、三枚おろしにしたときに身が外しやすい構造になっています。この点は、骨が複雑に入り組んでいる魚と比べると、かなり扱いやすいと言えるでしょう。

また、身は皮のすぐ下までしっかり付いており、皮と身の間に脂やぬめりが少ないため、皮引きもスムーズに行えます。刺身用に皮を引く場合でも、力を入れすぎずに包丁を寝かせて引けば、きれいに身だけを残すことができます。身質はやや締まりがあり、包丁を入れても崩れにくいので、切り身にしても形が保ちやすいのも特徴です。

さらに、腹骨も薄めで、すき取る際も包丁が入りやすく、初心者でも比較的簡単に処理できます。骨の配置が素直で、身離れも良いため、「魚をさばく練習用」としても向いている魚種と言えるでしょう。

さばきやすい魚なの?初心者向けかチェック

結論から言うと、おじさんの魚は初心者にもさばきやすい部類に入る魚です。体高が極端に高くないため、包丁を入れる角度が分かりやすく、背骨に沿って刃を動かしやすいのが理由の一つです。さらに、ウロコも細かく、比較的取りやすいため、下処理の段階から手間がかかりにくい点も初心者向けと言えます。

また、身が柔らかすぎないため、包丁の入れ方が多少甘くても身がボロボロになりにくく、「切り損ねて形が崩れる」という失敗が起きにくいのも安心ポイントです。アジやイワシのように小さくて身が薄い魚よりも、サイズがしっかりしている分、包丁操作の練習にも向いています。

もちろん、初めてさばく場合は最初から完璧を目指す必要はありません。多少身が骨に残っても、焼き物や煮物に使えば十分美味しく食べられます。まずは三枚おろしの基本手順を覚えることを目的に取り組めば、自然とコツがつかめてきます。おじさんの魚は構造がシンプルで失敗しにくいため、「魚をさばいてみたいけど不安」という方にとって、ちょうど良い入門魚と言えるでしょう。

下処理からスタート!さばく前にやるべき準備

おじさんの魚をきれいにさばくためには、包丁を入れる前の下処理がとても重要です。下処理が雑だと、さばきにくくなるだけでなく、臭みや血の残りが原因で味も落ちてしまいます。逆に、ここを丁寧に行えば、その後の三枚おろしや切り身作りが格段にやりやすくなり、仕上がりもきれいになります。難しい作業はありませんので、基本の手順をしっかり押さえて進めていきましょう。

ウロコ取り・エラ・内臓処理の基本手順

まず最初に行うのがウロコ取りです。おじさんの魚はウロコが細かく比較的取りやすいですが、尾から頭に向かって包丁の背やウロコ取り器でこすり落とします。水を流しながら作業すると、ウロコが飛び散りにくく後片付けも楽になります。腹側や胸ビレの周りはウロコが残りやすいので、念入りに確認しましょう。

次にエラを取り除きます。エラは臭みの原因になりやすいため、頭を残す調理でも必ず外しておくのがおすすめです。エラぶたを開き、根元を包丁やキッチンバサミで切って引き抜くと簡単に取れます。その後、腹に浅く切れ目を入れて内臓を取り出します。このとき、胆のうを潰さないようにゆっくり引き抜くのがポイントで、破れると苦味が身に移ってしまいます。

内臓を取り除いたら、腹の中や背骨沿いに残る血合いを流水でしっかり洗い流します。血が残ったままだと、調理後に生臭さが出やすくなるため、指や歯ブラシなどで軽くこすって落とすと安心です。最後に全体の水気をキッチンペーパーでしっかり拭き取れば、基本の下処理は完了です。

臭みを防ぐための下処理ポイント

基本の下処理に加えて、さらに臭みを抑えたい場合は、いくつかの簡単な工夫を取り入れると効果的です。まずおすすめなのが、塩を軽く振って10分ほど置く方法です。塩の浸透圧で余分な水分と臭み成分が表面に出てくるため、その後キッチンペーパーで拭き取るだけで、すっきりした味わいになります。

煮付けや汁物に使う場合は、熱湯をさっとかけてから冷水で冷やす「霜降り」処理も有効です。皮の表面や血の臭みが取り除かれ、煮汁が濁りにくくなります。特に皮付きで調理する場合は、このひと手間で仕上がりの香りが大きく変わります。

さらに、さばく直前まで魚を冷やしておくことも大切なポイントです。常温に長く置くと身が柔らかくなり、臭みも出やすくなります。作業中もできるだけ手早く進め、途中で休む場合は冷蔵庫に戻すようにしましょう。こうした小さな積み重ねが、最終的な味の良さにつながります。

下処理は地味な作業に感じるかもしれませんが、ここを丁寧に行うことで、その後のさばきや調理がぐっと楽になり、仕上がりの美味しさも大きく変わります。おじさんの魚を美味しく食べるための大切な第一歩として、ぜひこの工程をしっかり押さえておきましょう。

基本の三枚おろしのさばき方

おじさんの魚は骨の構造がシンプルで身もしっかりしているため、三枚おろしの練習にも向いている魚です。下処理が終わった状態からスタートすれば、あとは背骨に沿って包丁を入れていくだけなので、基本の手順を守れば初心者でもきれいに身を外すことができます。焦らず、包丁を寝かせて骨に沿わせる意識を持つことが、失敗しにくくする最大のポイントです。

頭を落とす位置と包丁の入れ方

まずは頭を落とします。エラぶたのすぐ後ろに包丁を当て、背骨まで一気に切り込みを入れます。このとき、包丁を立てて力任せに切るのではなく、少し斜めに入れて刃を引くように動かすと、骨までスムーズに届きやすくなります。背骨に当たったら、包丁の角度を変えて腹側からも切り込みを入れ、完全に頭を切り離します。

次に腹側に浅く切れ目を入れ、残っている内臓や血をもう一度軽く洗い流しておくと、作業中に汚れにくくなります。頭を落としたあとは、尾から頭側に向かって背中に包丁を入れ、背骨に沿って切り進めていく準備をします。このとき、包丁の刃先だけでなく、刃全体を使ってなぞるように動かすと、身を無駄に削らずに済みます。

中骨に沿った身の外し方のコツ

背中側に切れ目を入れたら、包丁を中骨に沿わせるようにして、身を片側ずつ外していきます。包丁はできるだけ寝かせ、中骨をなぞるイメージで少しずつ動かすのがコツです。力を入れすぎると身がボロボロになってしまうため、骨に当たっている感触を頼りに、刃先を滑らせるように進めましょう。

片側の身が外れたら、魚を裏返して同じように反対側の身も外します。腹骨が残っている場合は、身の内側から薄くそぎ取るように包丁を入れると、きれいに取り除けます。おじさんの魚は腹骨が硬すぎないため、包丁を少し寝かせるだけで簡単に処理できるのも初心者向けのポイントです。

最後に中骨だけが残った状態になれば、三枚おろしは完了です。多少身が骨に残ってしまっても問題ありません。残った部分はスプーンでこそげ取ってつみれや汁物に使うこともでき、無駄なく活用できます。最初は完璧を目指さず、「形が取れればOK」くらいの気持ちで練習するのが長続きのコツです。

おじさんの魚は構造が素直で、包丁の動きも分かりやすいため、三枚おろしの基本を覚えるにはとても良い魚です。何度かさばくうちに、自然と骨の位置や包丁の角度が分かるようになり、他の魚にも応用できる技術が身についていきます。ぜひチャレンジして、魚をさばく楽しさを実感してみてください。

刺身・焼き物別のさばき分け方法

おじさんの魚は、刺身・焼き物・煮付けなど幅広い料理に使える万能な白身魚ですが、料理に合わせてさばき方を少し変えることで、仕上がりの美味しさが大きく変わります。すべて同じ切り方にするのではなく、用途に合わせて処理を分けることで、食感や味の乗り方がより良くなります。ここでは、刺身向けと加熱調理向け、それぞれに適したさばき方のポイントを解説します。

刺身用は皮引きまで丁寧に

刺身で食べる場合は、三枚おろしにした後の「皮引き」が重要な工程になります。おじさんの魚は皮がやや厚めで、表面に独特の食感があるため、そのままだと口当たりが悪くなることがあります。基本的には皮を引いて、身だけの状態にしてから刺身にするのがおすすめです。

皮引きは、尾の方から皮と身の間に包丁を差し込み、包丁を寝かせた状態で皮を押さえながら身を引くように動かします。このとき、包丁を動かすというより、皮を引っ張りながら身をスライドさせるイメージで行うと、身が削れにくくきれいに仕上がります。無理に力を入れると身がちぎれてしまうので、刃の角度と動きを意識してゆっくり進めましょう。

皮を引いた後は、血合いが気になる場合は薄くそぎ落とし、刺身用に切り分けます。やや厚めに切ることで、白身の甘みと弾力をしっかり感じられます。鮮度が非常に良い場合は、皮を残して湯引きにする方法もあり、皮目の香ばしさと身の甘みの両方を楽しむことができます。

塩焼き・煮付け用は骨付きでもOK?

一方、塩焼きや煮付けなどの加熱調理の場合は、必ずしも皮引きや完全な骨取りは必要ありません。むしろ、骨付きのまま調理することで、骨から出る旨味が身に移り、よりコクのある味わいになります。三枚おろしにせず、頭を落として内臓を取った「ぶつ切り」状態でも十分美味しく仕上がります。

塩焼きの場合は、背開きや腹開きにして中骨を残したまま焼くと、身がふっくら仕上がりやすく、形も崩れにくくなります。皮目から焼くことで香ばしさが出て、シンプルながら満足感のある一品になります。煮付けでは、骨付きの切り身にすることで煮汁に旨味が溶け出し、味に深みが出るのも大きなメリットです。

また、骨付き調理は、さばく工程が少なく済むため、調理時間の短縮にもつながります。刺身ほど見た目の美しさを気にする必要がない分、多少身が残っても問題なく、初心者でも気軽に挑戦しやすい調理方法と言えるでしょう。

このように、おじさんの魚は料理に合わせてさばき方を変えることで、手間を省きつつ美味しさを最大限に引き出すことができます。まずは焼き物や煮物で骨付き調理に慣れ、余裕が出てきたら刺身用の皮引きにも挑戦する、というステップで進めるのもおすすめです。用途別にさばき分けることで、より無駄なく、より美味しくおじさんの魚を楽しめます。

失敗しないための注意点とよくあるミス

おじさんの魚は比較的さばきやすい魚ですが、ちょっとしたコツを知らないと「身が崩れる」「骨に身が残る」といった失敗につながりやすくなります。特に初めて魚をさばく人ほど、力の入れ方や包丁の使い方で仕上がりに大きな差が出ます。ここでは、よくある失敗とその防ぎ方を押さえて、きれいにさばくためのポイントを解説します。

身がボロボロになる原因とは

身がボロボロになってしまう最大の原因は、包丁を立てすぎてゴリゴリ切ってしまうことです。中骨に沿って包丁を入れる際、刃を立てると身を削り取る形になり、結果として身が崩れやすくなります。包丁は中骨に軽く当てるように寝かせ、骨をなぞるイメージで滑らせるのが基本です。

また、何度も同じ場所を切り直すのも身崩れの原因になります。最初の一太刀で骨のラインをしっかり捉え、そのまま一気に尾まで切り進める方が、断面もきれいで身のロスも少なくなります。包丁が切れにくい場合は、無理に続けず、一度研ぐか別の包丁に替えるのも大切なポイントです。

さらに、魚がしっかり固定されていない状態で作業すると、身が動いて包丁がブレやすくなります。まな板の下に濡れ布巾を敷き、魚の頭や尾を軽く押さえながら作業すると、安定して切りやすくなります。

骨に身が残らない切り方の工夫

骨に身がたくさん残ってしまう場合は、包丁の角度と位置取りがズレている可能性が高いです。中骨のすぐ上を狙って切るつもりでも、少し外側に入ってしまうと、身だけを切り取る形になり、骨側に身が残ってしまいます。最初に中骨の位置を指でなぞって確認してから包丁を入れると、狙いが定まりやすくなります。

コツとしては、包丁を中骨に軽く当てながら「骨を探す」ように動かすこと。骨に当たった感触を感じたら、そのラインに沿って刃を進めることで、無駄なく身を外せます。また、腹骨部分は包丁を斜めに入れてすき取るように切ると、きれいに取り除くことができます。

切り終えた後、骨に少し身が残っていても、無理に削り取らず、骨せんべいやアラ汁に使えば無駄なく活用できます。完璧を目指しすぎず、「使い切る」意識を持つのも失敗を減らすコツの一つです。

さばいた後の保存と使い切りアイデア

せっかくきれいにさばいても、保存方法を間違えると鮮度が一気に落ちてしまいます。使うタイミングに合わせた保存を心がけることで、味も安全性もキープできます。ここでは、すぐ使わない場合の保存方法と、便利な下味冷凍の活用法を紹介します。

すぐ使わない場合の冷蔵・冷凍保存法

当日か翌日に使う場合は、冷蔵保存で十分対応できます。キッチンペーパーで水分をしっかり拭き取り、ラップでぴったり包んでから保存容器に入れることで、乾燥と臭い移りを防げます。チルド室があれば、より鮮度を保ちやすくなります。

数日以上保存したい場合は、冷凍がおすすめです。切り身ごとにラップで包み、さらにフリーザーバッグに入れて空気を抜いてから冷凍すると、冷凍焼けを防げます。冷凍する前に軽く塩を振っておくと、解凍後の臭みも出にくくなります。使う際は、冷蔵庫でゆっくり解凍することで、ドリップを最小限に抑えられます。

下味冷凍で時短調理に活用する方法

忙しい人には、下味をつけた状態での冷凍がとても便利です。例えば、醤油・みりん・生姜を合わせたタレに漬けてから冷凍すれば、解凍してそのまま焼くだけで照り焼き風の一品が完成します。唐揚げ用に下味をつけて冷凍しておけば、凍ったまま揚げることもでき、調理時間を大幅に短縮できます。

下味冷凍のポイントは、漬け込みすぎないことと、なるべく薄く平らにして冷凍することです。こうすることで解凍ムラが出にくく、味も均一に入りやすくなります。まとめて処理しておけば、忙しい日でも手軽に魚料理を取り入れられ、食卓のバリエーションも広がります。

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